『100分で名著 「第1回 生きることは苦である」』
突然訪れる不幸に、どう向き合えばいいのか、そのヒントをさぐる。

苦には2つある
1.避けがたい苦しみ
2.自分の心が生み出す苦しみ

ブッダが説いた生き方とは。

「私」という世界はどこにもない
けれど人は、それを探し求めさまよい続ける
ないものを得ようとする生き方は苦しみである
存在しないのだと気づいた時、
「苦しみ」は消える


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釈迦族の王子として生まれ、
16才 結婚し子どもを授かる
29才 世の中の「生老病死(しょうろうびょうし)」の存在を知り、出家を決意
35才 悟りをひらき、ブッダ(= 目覚めた人)となる。





ものごとには発生と消滅がある(= 諸行無常)
ということを理解せずに
百年生きるよりも
発生と消滅の原則を見通しながら
一日生きる方がすぐれている(= ここに安楽の道がある)
真理のことば 113


本当の姿を見ないで生きるということは、
間違った見方で生きるということ。
結果、それは苦しい生き方になる。
『「苦しみ」を受け止め自分自身を変える』
ブッダが説いた一番の目的

仏と法と僧(= これが仏教)に帰依する者は、
四つの聖なる真理
すなわち「苦」と「苦の発生原因」と「苦の超越」と
「苦の終息へとつながる八つの聖なる道」とを
正しい智慧によって見る
真理のことば 190-191


四聖諦(ししょうたい)
1.苦諦【くたい】 世の中は「苦しみ」で満ちている
2.滅諦【めったい】 煩悩を消した時に「苦しみ」が消える
3.集諦【じったい】 「苦しみ」の原因は煩悩である
4.道諦【どうたい】 「苦」を消すための実践の道(= 八正道)

八正道
1.正見【しょうけん】 正しい知見
2.正思惟【しょうしゆい】 正しい考え
3.正語【しょうご】 正しい言葉
4.正業【しょうごう】 正しい行為
5.正命【しょうみょう】 正しい生命
6.正精進【しょうしょうじん】 正しい努力
7.正念【しょうねん】 正しい思念
8.正定【しょうじょう】 正しい瞑想

私は、苦しみの基盤である
「自分」という(= 自我の世界)の作り手を探し求めて、
幾度も生死(しょうじ)を繰り返す輪廻の中を
得るものもなくさまよい続けた
何度も何度も繰り返される生は苦しみである
だが作り手よ
お前は見られたのだ
もう二度と家を作ることはできない
その垂木はすべて折れ、棟木は崩れた
心はもはや消滅転変することなく
渇愛の終息へと到達したのだ
真理のことば 153-154


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100分で名著
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by thurezure | 2011-09-11 08:39
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