『100分de名著 「第3回 執着を捨てる」』
≪執着にとらわれない自分を作るにはどうしたら良いか≫

自分の人生を縛りつけ柔軟に考えることを奪ってしまう執着。
2500年前、ブッダは執着から苦しみが生まれると説いた。

肉体は衰えても、心は衰えることなく鍛えることができる。
執着にとらわれない柔軟な意思こそが重要なのだ。
「いかだのたとえ」という物語の中で、
ブッダ自ら私の教えにさえも執着するなと。
その場で一番大切なものを選び取りなさいと。


貪欲【とんよく】に染まった人は
流れのままに押し流されていく
それはまるで
蜘蛛が自分で作りだした糸の上を
進んでいくようなものだ
一方賢者は
その貪欲を断ち切り
執着することなく
一切の苦しみを捨てて
進んでいくのである
真理のことば 347

自らを、蜘蛛の巣の上しか歩けなくするさせてしまうことで苦しみがうまれる。
様々な場所を歩けるようにした方が自由で苦しいことはない。




愚かな人は
「私には息子がいる」
「私には財産がある」などといって
それで思い悩むが
自分自身がそもそも
自分のものではない
ましてやどうして
息子が自分のものであろうか
財産が自分のものであったりしようか
真理のことば 62

自我のまわりに自分の所有する世界を作るから苦しみが生まれる。


自らを灯明とし
自らをたよりとして
他をたよりとせず
法(=ブッダの教え)を灯明として
法をたよりとして
他のものをたよりとせず
生きよ
80才で病に倒れたブッダの遺言「自灯明 法灯明」


自分の救済者は自分自身であり
他の誰が救ってくれようか
自分を正しく制御してはじめて
人は得難い救済者を手に入れるのだ
真理のことば 160

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by thurezure | 2011-09-29 05:35 | 観たもの
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